2015年5月6日水曜日

2015MAY2
南相馬、福島でのアプライドドラマWS

福島でアプライドドラマワークショップを行ってきました。
1日目は南相馬市鹿島区の仮設住宅で行いました。原発事故で避難を余儀なくされた
方々が暮らす仮設住宅です。
30人以上のお年寄りを中心とした皆さんと仮設住宅で移動図書館をおこなっているシャンティ国際ボランティア会のスタッフや近隣住民の皆さんが参加してくださいました。
お芝居に合わせて、色々問いかけたり演じたりしてもらうワークショップはお年寄りにも無理なく楽しめるもので大きな笑い声が何回も上がっていました。

2日目は、南相馬の金沢さんに色々話を伺いながら飯舘村を経由していきました。春の花があちこちに咲く美しい山里に黒い袋の山が積まれた人気のない風景はのどかであればあるほど異様に感じました。
子供達とその親御さんたち。アレン教授は2日間で9ヶ月の赤ちゃんから90歳のお年寄りまで参加してもらった!」と驚いていました。子供達がいることによってワークショップはさらににぎやかな楽しいものとなりました。チャイルドラインふくしまのスタッフも参加してくれました。仮設住宅のお年寄りや子育て中の親子を
ケアするのがメインの目的であるにしても、福島に暮らしている支援スタッフも多かれ少なかれストレスを受けています。そうした人たちも、笑顔で活動を継続していけるような、明日につながる時となれと心から願ってWSを終えました。(TAICHI-KIKAKU 文)